2008年1月17日木曜日

13 years

阪神淡路大震災から13年の月日がたった。うちはあの日あそこにいた。

住んでいたのは兵庫県川西市だったため、被害はそれほど多くなく、うちは玄関にヒビが入った程度ですんだ。電気・水道・ガスすべてが一時止まり、家族みんなでラジオを聞いていた。ようやくテレビがつき、崩壊され燃え広がる街を見たとき、初めて大変なことが起こっていることに気づき、何かしようとリュックに水を詰めて隣の市(宝塚市)まで歩いていこうと思った。けど結局たどり着けず。その時ほど自分の無力さを感じたことはない。

それから、何か直接人のためになる仕事がしたいと思い医療の現場で働く道を選んだが、まだ満たされない・・・、まだ達成感がない・・・。「人のため」とは結局「自分のため」なんだろうか。

そんなこと考えていたら1月17日も終わってしまいそうだ。この日をいつまでも忘れず、同じ悲劇が起らないよう、そしてそのとき家族を守れるようにしておかないと。

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